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かけがえのない毎日(つき組編)

カテゴリー:保育園

令和2年度のつき組さんは元気いっぱい!笑顔いっぱい!

「身近な三角を見つけてみよう」と題して、おにぎりやキツネ、エレベーターのボタンなど、見つけたものを絵に描いたり、国旗に興味を持ち、似たような国旗の仲間分けや、その国の知っていることを伝えあったり、古代生物に興味を持ち、発見された国や特徴を調べてみるなど、様々なことにアンテナを張り巡らせています。

そんなつき組さんのある日のエピソードをご紹介します。

4月のある日、園庭に出ると桜の木の枝を見つけたRくん。木の枝で絵を描くのか見守っていると、木の枝を地面に置き、おもむろに砂をかけ始めました。

「これなあに?」と保育者が尋ねると、

「柿の木の赤ちゃん。早く大きくなるといいな…。早く実になったらいいな…。そしたら、みんなに食べさせてあげる。お家に持って帰って、お父さんとお母さんとお姉ちゃんのも欲しい…」

そんなことをつぶやきながら、物置小屋の前に木の枝を埋めたRくん。何も知らないお友だちが山を崩そうとすると、「ダメダメ!これは柿の木なんだから・・・」と必死で守っていました。

そんな姿を見た保育者が、誰も入らない花壇に埋めてはどうかと提案し、そこに引っ越すことにしました。

園庭で遊ぶ度に「どうなっているのかな?まだ大きくならないね・・・」などと様子を観察し、必ず家族にあげたい気持ちを表現するRくんです。そんなRくんの優しい気持ちを毎回感じています。これからどうなっていくのかな~。楽しみですね!

今年度のつき組では、興味のあることは何でもつぶやき、調べてみよう!と決めて、「絵の具は何で作られているのかな」「雨と飲み水って何が違うのかな」など、興味・関心の種をたくさん蒔いています。その中から自分の興味ある事を見つけてとことん突き詰め、みんなから「〇〇博士」と呼ばれるくらいになって欲しいな~と思っています。これから1年、蒔いた種がどんな花を咲かせてくれるのか。今から楽しみです♪