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「すべての子どもにある自己教育力」(モンテッソーリコーナー編)

カテゴリー:保育園

みなさん、こんにちは♪

今回は、当園の保育理念の柱でもある「モンテッソーリ教育」を基にしたモンテッソーリコーナーの様子をご紹介したいと思います。

「子どもは自ら成長する力をもっている(=自己教育力)」というモンテッソーリの考えを前提に、子どもたちが選んで「やってみたい」「できるようになりたい」と熱心に取り組む様子をご覧いただきたいと思います。

 

モンテッソーリ教育の活動には5つの分野ありますが、今回はその中から3つの分野についてご紹介します。

※なお、モンテッソーリ教育の世界では、活動のことを「お仕事」と呼んだりします。

①【日常生活の練習】

「運動の敏感期」を背景に、動きを獲得することを目的とした活動(お仕事)が数多くあります。

ビーズ通し」のお仕事では、はじめのうちはブレスレットや指輪などそれぞれの紐に何となくビーズを通すだけのお友だちも、回数を重ねるごとに、ビーズの色や色の順番にもこだわって自分だけの素敵な作品を作るようになります。

 

食卓に飾る花を「生ける」お仕事もしました。花瓶に量を調節して水を入れたり、好きな花を選んで挿していました。

 

みつあみでは、はじめは保育者と毛糸の持ち替えをしながら編んでいき、それに慣れるとお友だちと2人組で編んだり、一人で編めるようにもなってきています。

 

「縫う」お仕事の縫いさしも大好きなお友だちが多いです。大人が扱う手縫い針よりは太い毛糸針ですが、本物の針を使って刺していきます。繰り返し行ううちに、表裏に順番に上手に刺せるようになっていきます。

 

②【感覚教具】

日常生活の中で様々な動きを獲得すると、今度はその動きを洗練していこうとする様子が見られます。これはペアリング(対にする)、グレーディング(順序づける)、ソーティング(分類する)というような「操作」が出てきます。五感を使うことを大切にする教具ばかりです。

 

 

③【算数教具】

数に関するお仕事も感覚を使って行っています。錘形棒のお仕事では、数が増えていくと棒の数、握る太さが増えていきます。箱に書かれた数字と同じ数の棒を数えて入れています。

 

他に、言語に関する教具や活動で文字を読んだり書いたりするお仕事や、文化の分野で世界地図や国旗に触れる活動もしています。

 

モンテッソーリ教育の大切にしている「動きながら学ぶ」を大切に、これからもたくさんのお仕事や活動を行なっていきたいと思います。