令和3年度、新しくつき組になった26名です!
進級して1ヶ月あまりが経過しました。
4月のある日のこと。
園庭に夏野菜を植えたいと、先生が図鑑を見ていると「何しているの~?」と子どもたちが集まってきました。
植える野菜について迷っていることを伝えると、「トマトがいいよ、美味しいもん!」と言う子や、図鑑を見ながら「イチゴって種を埋めたら出来るんだって」「松ぼっくりからキノコが出来るって!」などなど、たくさんの意見が出てきました。
そこで、クラス全体にその話をしてみると「自分たちで育ててみたい!」「どんな風に育つか観察しよう!」との声があがり、今年はみんなで観察記録を行う事になりました。
トマトといっても、実はいろいろあることを知った子どもたち。どんな苗がいいのかな?
「甘くて~、おいしくて~、苦手な人も食べられる物!」と、みんなで図鑑で調べていました。
今度は土づくりです。混ぜて、柔らかくしました。すると、幼虫が出てきました。「一緒にするとトマトの根っこを食べてしまうんだって」と教えてもらい、別の場所へ。せっかくなので、この幼虫も成長のようすを観察することになりました。
トマトは優しく植え、雨・風対策で支柱をつけました。
トマトチーム以外にも3つの観察を行うことになったので、クラスを4グループに分け、それぞれの子どもにとって一番興味のあるものを、分担して観察していくことにしました。
いちごチームは、トマトの土を少しもらい、給食のイチゴを取っておいて種まきをしました。
幼虫チームは、元々カブト虫のいた土に水で湿らせ、環境を整え、毎日観察をしています。
キノコチームは、今度の遠足で松ぼっくりを探し、持って帰ってくる事を相談していました。
しかし、実際に遠足に行くと・・・松ぼっくりは取れたのですが、みんな嬉しさのあまり、お家に持って帰ってしまいました…。今度、先生がどこかで拾ってくるから、待っててね。
これらの観察が、必ずしも成功するとは限りません。
担任2名にとっても、どうなるか分からない観察ではありますが、子どもたちの「やってみたい!」を大切に、一生懸命最後まで見届けたいと思います。
それぞれのチームについて、ご家庭でも何か育てていく上での情報などございましたら、ぜひ教えていただけると幸いです♪