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かけがえのない毎日(造形コーナー編)

カテゴリー:保育園

こんにちは♪

9月に入り、暑さの中にも少しずつ秋の気配が感じられるようになりましたね。

さて、当園の幼児組(2~5歳児)では、午前中の活動に「コーナー保育」を取り入れています。みなさんは「コーナー保育」って言葉、ご存知ですか?

各保育園・幼稚園によってコーナー保育の定義はいろいろですが、当園が実践しているコーナー保育はちょっと変わっています。園庭やホール、2階のすべての部屋じゅうに様々なあそびの「コーナー」を設け、2~5歳児クラスの子どもたちが年齢に関係なくすべてのコーナーを楽しめちゃうんです。その時間帯はどこの保育室(コーナー)にも出入り自由。つまり「どこで」「何をするか」を決めるのは、大人ではなく一人ひとりの子どもたちなんです。

今回はそんなコーナーの中から、造形コーナーの様子をご紹介します。

造形コーナーは、さまざまな材料を用いた制作活動や折り紙、粘土など、何かを「つくり」、時にはそのつくったもので遊んだり楽しむコーナーです。もちろん何をつくるかは子どもたちの自由!

 

下の写真はシール貼りの様子です。

小さな丸いシールを丸の中からはみ出さないように集中して取り組んでいますね。出来上がった時の達成感がたまらないらしく、人気のある活動のひとつです。

 

粘土での活動も大人気です。動物や食べ物などを作り、お友だちとごっこ遊びを楽しむ姿がよく見られます。

粘土を細長くして、こんな素敵なバラの花を作っていました。

 

そして、こちらは糊やボンド、セロハンテープ等を用いた制作です。

空き箱や空容器などの廃材を使って、創造性豊かな造形活動が展開されています。

完成した作品を子ども同士で説明し合う姿も・・・

制作が大好きなYさんは、バッグやお財布などのお出かけセットを作りました。とっても可愛らしくて、身に付けるとウキウキしますね♪

しかし何といっても、お友だちや保育者を驚かせたのはYさん力作のこちらのカメラ。

なんと、レンズが動くんです!

このように子ども達の作品には、自分たちで考えた様々な工夫が施されています。

 

ある日の出来事・・・

保育者が折り紙で「わっか飛行機」の作り方を教えていると、子どもから「一番飛ぶ紙ひこうきってなんだろう・・・」という会話が聞こえてきました。

「みんなで調べてみたら?」と保育者に提案され始まったのが『紙ひこうき研究所』!

みんなで考えながら紙の大きさや種類、飛ばし方を変えて比べていきます。

たくさん作りました。

記録を取るのも忘れずに。

なかなか本格的ですね!

そこに、大きな紙ひこうきを飛ばしてみたくて研究所に入ってきたお友だちがいました。紙ひこうきを飛ばして走って、飛ばして走って・・・を繰り返していたところ、メンバーの一人から「遊びじゃないんだよ!研究しているんだよ!」と訴えられていました。

みんな想像以上に真剣に取り組んでいたんだな・・・と保育者も反省です(汗)

 

今度はどんな姿が見られるのか楽しみです♪