こんにちは♪
今回は当園のコーナー保育の中から、モンテッソーリ教具のコーナー(通称モンテッソーリコーナー)の様子を紹介します!
モンテッソーリ教育の中でいう「おしごと(お仕事)」とは、出来るようになりたい!分かるようになりたい!という事(発達課題)に出会ったとき、そのことに一生懸命に関わり活動する事を言います。
お仕事には「日常生活の練習」「感覚教具」「言語教具」「算数教具」そして「文化」の5つの分野があり、モンテッソーリコーナーに来た子どもたちはそれらの教具を扱うことが出来ます。今回はその中からいくつかの分野の活動をご紹介していきたいと思います。
【日常生活の練習】
つき組(年長クラス)の園児たちは、縫いさしの発展でクロスステッチを行います。縫いさしの練習が終わり、いよいよ本番・・・!
紙とは違い、初めての布への刺繡はドキドキでしたが、慣れてくると「もっとやりたい!」と、楽しみながら上手にクロスの模様を作っていました。
【文化の分野】
コーナーの日になると、「先生!これやっていい?」と自分の体より大きな世界地図を運んできて国旗合わせを行っています。大陸ごとに国旗が分かれていますが、全ての箱を開けて、たくさんの国と国旗を合わせています。
最近は、違う年齢のお友だちと一緒に国の名前を読んだり、国旗の模様を見て楽しんでいます。
また、世界地図のパズルにも挑戦しています。
最近では、地図を見て、各国の動物などにも興味が出てきました!!この発見を大切に、調べ学習の遊びなどに繋げていきたいです。
【感覚教具】
雑音筒とひみつ袋のお仕事を紹介します。雑音筒は赤い箱、青い箱それぞれに入っている筒を振って、同じ音を探して、合わせます。同じように聞こえる音でも、音の大きさや高さが微妙に異なり、真剣に聞いて合わせています。
ひみつ袋では、袋の中を目で確かめたい気持ちを押さえながら、お友だちが出したものと同じものを手の感触だけで自分の袋から出します。
このようなお仕事を通して、自然に手指の細かい動きを身につけたり、様々な発見をしたり、感覚器官が洗練されていくのです。
以上、モンテッソーリコーナーのご紹介でした。
これからも教具の提示を通じて、子どもたちの興味や集中力をグイグイ引き出していきたいと思います♪