こんにちは!
当園では以前より、子どもの主体性を育む取り組みの一環として「オープンコーナー保育」なるものを実践しています。
簡単に言うと、ひとつのお部屋がひとつの遊びの「コーナー」になっていて、お部屋ごとにいろいろな遊びが展開されています。このオープンコーナー保育の時間帯は異年齢の活動になっており、大きい子と小さい子が一緒になって楽しむ姿がよく見られます。
たとえば「造形コーナー」のお部屋では、造形活動を行うためのさまざまな材料や道具が揃っていて、そこに来た子どもたちは自由に制作や粘土あそび、折り紙、シール貼りなどに取り組むことが出来ます。何を使うか、何を作るかは子どもたち次第!
一番人気の活動は、空き箱や空容器などの廃材を使った制作活動です。自分のイメージを形にして表現することを、それぞれの年齢なりに楽しんでいるようです。
コーナー保育は幼児組(当園では2歳児クラスから上を「幼児組」と呼んでいます)に進級すると、誰でも参加することが出来ます。はじめのうちは、制作活動に興味はあるけれど「何を作ればいいかなあ?」「○○を作りたいけどどうすればいいだろう?」と悩み、保育者に聞きに来る子どももいます。が、慣れてくると、廃材を見て「この形、○○に似てる!」と作る物のイメージを膨らませたり、「今日は○○を作りたい!」と家から廃材を持ってきたりする子も増えてきます。
材料を選ぶのは、まるで宝探しみたいで楽しい!
友達とわいわい楽しみながら制作をしたり、一人でとても真剣な表情で制作をしたりと、いろんな姿が見られます。
時々保育者が何か作り始めると、やり方をよく観察して真似して作る子もいます。保育者が作ったうさぎのお友だちを作ってくれました。
大きい子の姿を見て、そら組さんも興味を持ち始め、廃材をテープで繋げたり、マジックで空き箱を染めたりして楽しんでいます。
最近のブームは、衣装作りやごっこ遊びです。お姫様やアニメのキャラクターになりきったり、レジや商品を作ってお店屋さんごっこを楽しんだりしています。
子ども達の作品には、自分達で考えた様々な工夫や思いがあって、見ている私達もわくわくします。
今度はどんな作品が見られるのかな~?楽しみです♪